Logo第一研究室傷心風景SentimentalComedy>大阪編

大阪 編

目次へ
横浜 編・仙台 編へ


第十四回「エボリューションチュウニ」
1998/07/26 03:33:36
ついにやってしまった自爆まぐろさん
 ケイジたちが大阪に向かっていると、突然チュウニがあばれだした。
「なんで僕はいつも話に絡めないんだぁ〜っ!!」
 そう叫んだチュウニは宇宙のモンガーエナジーを吸収してフライングモンガーに変身し、そして大空へと飛び立っていった。空へと飛び立ったチュウニは富士山を越えチョモランマを越え、星を一周してとある街へと降り立った。モンガーエナジーを使い果たしたチュウニは元の姿に戻っていた。
「う・・・ここは・・・?」
 気がつくとチュウニは見知らぬ街に倒れていた。空は闇から光へグラデーションを描き、夜の終わりを告げている。
 チュウニは今自分がいる場所を確かめようと、まだ薄暗い街の中を歩きはじめた。そこは不思議な街だった。奇妙なオブジェや人形が立ち並び、建物の壁には巨大なカニなどがへばりついていた。
 タッタッタッ・・・チュウニが大通りを歩いていると、道の向こうからユウと同じくらいの歳の少女が走ってきた。少女はチュウニに気づくと近寄ってきて話しかけてきた。
少女「ねえ、なにしてるの?散歩?」
チュウニ「え、ああ、うん、そんなとこ」
少女「それだったら、私と一緒に走らない?」
チュウニ「えっ?べ、別に構わないけど・・・」
少女「よし、それじゃ、行こっ!」
 そう言って少女は再び走り出す。
チュウニ「あっ、待って・・・」
 少女を追ってチュウニも走り出した。

少女「じゃ、またね。」
チュウニ「うん、じゃあ・・・」
 一時間ほど走った後、二人は別れた。
「はぁ、疲れた・・・。そういやあの人の名前聞いてないや、でもまあ別にいいか。」
 そしてチュウニは情報収集をするために街へと繰り出した。
 数時間後・・・
「ここが大阪だったなんて・・・。ケイジたちはどこにいるんだろう?もう来てるはずなんだけど。それにしても腹減ったな・・・」
 回りを見渡すと、お好み焼き「おたふく」という店が目に入った。チュウニは何かに引っ張られるようにその店に入ってゆく。

 店は昼時のためかかなりこんでいた。しかし運良く一席だけあいていた。チュウニはそこに腰を下ろし、注文を取りに来るのを待った。
「いらっしゃい!なんにする?って、え?あなたは・・・」
「あ!君は朝の・・・」
店員の少女「偶然だね、でも今は仕事中だし、とりあえず注文の方をお願いできる?」
チュウニ「えっと、じゃあ今日のお勧めのおたふく特製ダイオウイカスペシャル。」
店員の少女「OK!ダイオウイカスペシャルだね。」
「おーいこっちにも注文取りに来てーやー」
店員の少女「はーい!それじゃ、また後で。」
 そして数分後。
店員の少女「おまちどうっ!ダイオウイカスペシャル一つ!」
チュウニ「え?これってただのイカにしか見えないんだけど・・・」
店員の少女「なにいってんの、下にちゃんとあるよ。」
チュウニ「あ、本当だ。で、でもイカが本体の十倍くらいあるんだけど・・・」
店員の少女「細かい事は気にしない!食べたら美味しいって!」
チュウニ「細かいことって・・・これはそれ以前の問題のような気がする・・・」
店員の少女「あれ?なんか外が騒がしくない?」
チュウニ「そういえば・・・どうしたんだろ?」
 その時、一人の男が店の中に駆け込んできて凄い剣幕で叫んだ。
「た、大変だ!みんな早く逃げろ!」
チュウニ・店員の少女「え?」

 外へ出た二人を待っていたのはまさに地獄絵図だった。チュウニが朝見たオブジェや人形、巨大なカニなどが動き回り、あるものは建物を破壊し、またあるものは人々を襲っていたのだ。
チュウニ「こ、これは・・・一体何が・・・?」
少女「に、逃げないとダメだよね、これって・・・」
チュウニ「でも、どこに逃げればいいんだ・・・?」
少女「え、えと、北に大きな川があるから、それをむこうは大丈夫なんじゃないかな・・・?私について来れる?」
チュウニ「あんまり自信はないけど、やってみる。」
少女「それじゃあ、行くよ!」
巨大なカニの隙をついて少女が走り出し、それを追ってチュウニも走り出す。そして二人は何とか川の向こう側にたどり着くことができた。
チュウニ・少女「はあ、はあ・・・」
チュウニ「ここまでくれば大丈夫かな・・・」
少女「わかんない・・・でも今のところは大丈夫なんじゃないかな・・・」 チュウニは今までいた川の向こう側を見ながら思った。(これも・・・ワカナやBBSと関係あるのかな。ケイジたちはどこにいるんだよ・・・)
少女「ばあちゃん、みんな、大丈夫かな・・・まあばあちゃんは大丈夫だと思うけど。」チュウニ「そうだ・・・まだ名前をいってなかったっけ・・・僕はチュウニ、君は?」
少女「私?私の名前はカホだよ。」

カホ「・・・そうだ、これをもってて。まぐろ人形っていうの。ばあちゃんがお守りにしろってくれたんだけどなんだかたくさんあるから・・・」
チュウニ「ありがとう、カホ・・・」
 と、そこへ橋の向こうから来た一人の男が割り込んだ。
「おいっ!そんなとこでなにつったってんだ!早く逃げろ!」
 チュウニとカホが橋の方を見ると、今まさに橋の上を逃げる人々を蹴散らして巨大なカニが迫ってくるところだった。
 そしてそのころケイジたちは・・・


第十五回「意外なる援軍」
1998/07/27 00:06
MCIsland

「おら、ケイジ。起きるだ。とんでもねぇことになってっど。」
 性懲りもなくジャンボラーメン30分に挑戦して今回はD少年と共に平らげたものの、ぶっ倒れ、一昼夜うなりっぱなしであった。
「チュウニ君、どうしているかな。」
 昨日からのカニ騒ぎを目の当たりにしているユウが珍しく心配している。だが、ケイジをそのままにもしておけない。
「だーめだこりゃ。そろそろじっちゃんの胃薬、効いてくるはずだのに。」
「しょうがないよ、十五人分くらいあったもの。」
「おやおや、まだ倒れているのかい。」
 そうやって、出てきたのは店の親父さんだった。親切に、休む場所を貸してくれたのだ。
「悪いね。世話になって。」
「何、同時に二人にあのラーメンを食い尽くされたのは始めてだ。ちょっとした礼だよ。それより、例のカニ。川向こうに行くみたいだ。この辺りは一安心だな。」
「そうですか・・・。」
「お姉ちゃん遊ぼ。」
 親父さんの後ろから、娘らしい4,5歳の可愛らしい女の子が出てきた。
「いいわよ。何して遊ぶ?」
 まだ当分、ここから動けそうにはなかった。

 カホの予想と反して、カニはばりばり河を渡ってくる。
「どうしよう。あいつ、河を渡ってくるよ」
「そうだった。相手はカニなんだから水が苦手なわけなかったんだ。」
「ええっ。ど、どうするの。」
 と、いいつつ、カホの後ろに隠れるチュウニ。
「ちょ、ちょっと、引っ付くのやめなさいよ。と、とにかく逃げるわよ。」
 と、その時、河の真ん中に巨大な人影が降り立った!!

「巨大ロボ?」
 それは、どっからどう見ても巨大ロボットだった。デザインは謎だが・・・。
 巨大な甲冑を着込み、ビームサーベルやシールドなど使わずに両手で日本刀を構えている。そして、何故か左目(違ったらごめん)に眼帯。
「私たち、助かったの?」
 おいおい、そういう問題じゃないだろ。あれが味方か敵かも分からないのに。と、心の中でとんちんかんな突っ込みを入れるチュウニであった。

「このカニめぇ。こんなわるさするなんて、エミりゅん許さないりゅん。」
 中から、甲高い声が響き渡る。チュウニには効かないが、一般ピープルの脳みそを溶けさせるには十分な効果だった。
 と、ロボットの日本刀が一閃する。簡単に、カニはおろされてしまっていた。
 残りの巨大人形や怪しい彫像も次々破壊されていく一気に河はがらくただらけになってしまった。

 戦いが終わって、ロボットから降りてきたのは、およそロボットには似つかわしくないかわいい女の子だった。
「わたしエミル。みんな大丈夫だったりゅん?。」
「ああ、助かったよ。」
 かろうじて正気を保っていたチュウニが代表して答えた。

「きのう、こっ@りさんが大坂に行ったユウちゃんが危ないっていうりゅん、まーくんに頼んで来てみて良かったりゅん。」
「まーくんて、あれ?」
「うん。いつもは、仙台の駅前に立ってるりゅん。でも、エミルがお願いするとおっきくなってたすけてくれるんだ。」
「ふーん。」

 チュウニは話の中で、仙台とユウというキーワードに気が付いた。
「ねえ、もしかして、D少年とユウを知ってるの?」
「ユウとエミルの友達りゅん。あなたもユウの友達?」
「ああ、友達みたいなものだけど。そういえば、飛び出してきちゃって、どこにいるか探さなきゃ。」
「それじゃあエミルがこっく@さんに聞いてみるりゅん。」
 と、どこからか取り出した紙を広げるエミル。

「わかったりゅん。ここからちょっと南の方。デパートとか奇麗なアーケードとかがあるところにいるりゅん。」
「心斎橋ね。きっと。」
 途中から気が付いて、話を聞いていたカホが答えた。
「ちょっと、そこで探すのも難しいわねぇ。」
「とにかく行ってみよう。」
「エミルさんはどうします?」


第十六回「決着」
1998/07/27 23:42:02
やっとつなげる.. 一夢庵
「エミルさんはどうします」
チュウニがそう問いかけようとしたその時であった。
ゴゴゴゴゴゴゴ.....
「川の方!?」エミルは地響きの聞こえた方角をみた。すると先程バラバラにされたはずのカニや人形の残骸が一カ所に集まりカタマリを作り始めているではないか。エミルは素早く反応しコクピットに戻り叫んだ。
「チュウニ君!!」
「わかってる!森井さんを連れて避難するよ!」
「頼んだりゅん!」
短い会話を交わすとエミルはハッチを閉じた。
その間にくだんの残骸の固まりはよりそのカニ型形態を明瞭にし、ついには合体カニ型怪獣「グランドマスタークラブ(略してGMC)」へとメタモルフォーゼを遂げた。
GMCと対峙するスーバーロボット「政宗(通称;マー君)」。エミルは作戦を練っていた。
(たぶん−、外部装甲になっている人形さんの部分をはぎ取って−、コアになってるカニさんに直接だめーじを与えればいーのかな? よお−し、アレをやってみよ−っと)
マ−君は空へと飛翔した。
「マ−君。エミリュン-MAX発動だりゅん!」
「GYO-I(御意)」
E-MAXmodeに入ったマー君は黄色のエネルギーバリアーに包まれ、亜高速でGMCへと突撃していった。金色(こんじき)の流星となって..
「USHAAAAAAAA!!」
E-MAXマ−君の特攻を連続で喰らったGMCは外部装甲を徐々に剥がされ、ついには元のカニの形態に戻っていた。
「やったぁ−! ピーカン狙い通りだりゅん!!よおーし、あとは...」
着地したマ−君はタダのカニさんに戻った哀れなGMCに接近していった。
GMC、いや今となってはタダの巨大ガニに成り下がったカニさんは揉み手をしながらマ−君に何度も頭を下げた。
「USHUSHU!、USHUSHUSHA!(どうも、どうもすみませんでした!!後生ですからどうか見逃してください!!!)」
「カニさんがハサミをこすりながらペコペコするのって恭順のポーズだって何かの本で読んだけど−? 見逃してくれってことなのかな?」
エミルは少し考えてから続けた。
「でもー、これだけ道頓堀の商店街壊しちゃったからなぁ−。それにカニさんは−動物としてのルールの領域を越えちゃったから−」

                だめだりゅん♪

次の瞬間、マー君のアームパンチラッシュが炸裂した。
「バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!バイ!」
「ばいばいりゅーん♪」
「UGAAAAAAAAAAAAA!!!」

GMC(カニさん) 大阪湾までブッ飛ばされ水没。再起不能(リタイア)
一方、大阪城まで避難してきたカホとチュウニであるが...
「どうやら終わったみたいだね」
「そうやね」カホは答えた。
暫く、二人は沈黙していたがやがてチュウニが思いだしたかのようにカホに尋ねた。
「そ、そういえばセンチストーンのこ...」
「あ−っ!!アカン! 今日陸上の朝練あるんやった。すっかり忘れとったわ−」
カホは慌てて身支度をし、外へと駆け出した。
「あっ、待って森井さん!」チュウニが呼び止めるとカホは「おたふく」のマッチ箱をチュウニに投げ渡した。
「今度来るときは電話して。予定空けとくから。ゴメン!
ほな!」
チュウニがマッチ箱をキャッチしたのを確認するとカホは軽やかに走り去っていた。
一人ぽつねんとたたずむチュウニ。彼は呟いた
「これだけなのかな...僕の出番...」



第十七回「浪花の黄昏はカニの嵐でオーマイゴッド」
1998/07/28 02:52:27
自爆まぐろ
政宗ロボがGMCを倒したころ、ケイジたちはようやく3つめのセンチストーンを探しはじめていた。
ケイジ「ふう、ようやく体の調子が良くなってきたでござる」
D「しょうこりもなく余計なことをするからだよ」
ユウ「そういえばチュウニ君はどうしてるのかな。」
そのころチュウニは御堂筋をとぼとぼ歩いていた。
チュウニ「はあ・・・また僕の出番はないのかな・・・」
カホ「あれ?チュウニじゃない。」
チュウニ「え?あ、カホ・・・朝練はどうしたの?」
カホ「うーんそれがねぇ・・・学校も店も何もかもボロボロになっててしかもみんなパニック
になってるからしばらくなにもできないみたい・・・」
チュウニ「そうだったのか・・・そういえばケイジたちはどうしてるんだろ?」

>ケイジ「D殿、せつなさウェーブは感じないのでござるか?」
D「うーん、あれ?二つも感じるぞ?」
ユウ「二つって、どこに?」
D「一つは少し北の方だ、もう一つはすぐそこから感じるぞ。」
チュウニ「ケイジ!今までどこにいたんだよ!」
ユウ「チュウニ君、無事だったの?」
チュウニ「うん、なんとか、エミルのおかげだよ。」
ユウ「えっ?エミルが来てるの?」
ケイジ「なるほど、それでせつなさウェーブを二つも感じたのでござるな」
D「近くの方のはチュウニの横にいる女から感じるぞ。」
と、Dがカホを指差して言った。
カホ「え?私?」
ケイジたちはこれまでにあったことやセンチストーンのことをカホに話した。そして
ケイジ「カホ殿も我等と一緒に来てはいただけぬか?」
カホ「え?そうだなぁ、ここにいてもどうせ何もできないだろうし・・・いいよ。」
チュウニ「え、カホも来てくれるの?」
カホ「なに喜んでんのよ・・・別にいいけど。」
ユウ「ねえチュウニ、エミルはどこにいるの?」
チュウニ「多分川にいると思う。エミルは政宗ロボで僕らを助けてくれたんだよ。」
ユウ「政宗ロボ?」
ケイジ、ユウ、D、チュウニ、そしてカホの五人はエミルと政宗ロボがいるはずの川へと向った。
と、そのころGMCをたおしたエミルはというと。
エミル「ふみゅう〜マー君どうしちゃったのぉ〜」
巨大ロボ政宗は全く動かなかった。どうやら先ほどの戦いで壊れてしまったようだ・・・
エミル「これじゃあ帰れないよぉ、どうしよう・・・」
約十分後、ケイジたちがようやく川についた。
チュウニ「ほら、あれが政宗ロボ。」
ケイジ「おおっ!す、素晴らしい・・・勇猛なる甲冑そして輝く眼帯、ああ・・・」
D「お、おい、ケイジ?」
ケイジ「そしてあの刀、はあぁ・・・」
D「こりゃダメだ、ほっとこう。」
ユウ「エミルー?」
エミル「えっ?あっ、ユウちゃんだ、お〜い!」
と、そのとき!

空が紅く染まりはじめたとき、突如海の方から大量の巨大なカニが押し寄せてきた。
チュウニ「あ、あれはまさか・・・」
カホ「あのカニの子供!?」
カニの子供はものすごい勢いで政宗に取り付いて甲冑を砕き、エミルに迫ってゆく。
ユウ「エミルー!」
ケイジ「あああああぁっ!!甲冑が、甲冑があぁっ!!」
カホ「うるさい!あんたはだまってなさいっ!」
カホのハリセン(どっから出したんだ)がケイジの脳天に炸裂!ケイジは気絶した。
しかしカニの子供は容赦なくエミルに迫ってゆく。そしてついに一匹のカニがエミルのところにたどり着いた。

五人、いや違った四人だ「エミルー!」
しかしなぜかカニたちエミルを傷つけようとはしなかった。そして一匹のカニがエミルを捕まえると、カニたちはまたものすごい勢いで海へと帰っていった。
チュウニ「あいつらはいったい・・・?」
?「教えてやろうか?」
五人、いやだから四人が一斉に振り向くと、橋の袂に一人の男が立っていた。
チュウニ「あなたは?」
?「そうだな、ジャドウとでも名乗っておこうか・・・」
チュウニ「あなたは何を知っているんです?」
ジャドウ「あのカニの正体に関することと、あの娘がさらわれる理由などだ。」

ケイジ「教えてくれるのでござるか?そのことを。」
カホ「あっ!あんたいつのまに・・・」
ジャドウ「そうだな、ではまずあのカニについてのことだが、今わかっているのは遠く沖縄の方からやってくるということと、ある物を集めているということだけだ。」
チュウニ「エミルがさらわれたのは何故・・・?」
ジャドウ「うむ、おそらくあの娘には特殊な素質があると思われる。我々の調査ではそれは12個ありすべてが揃うと何かがおきるらしい。」
チュウニ「それってもしかして・・・」
ケイジ「うむ、おそらくセンチストーンのことだろう。」
謎の男ジャドウそして謎の組織までもがセンチストーンの存在を知っていた。そしてあのカニたちもセンチストーンを狙っているという。

ジャドウ「我々は奴等の住処だと思われる沖縄に乗り込むつもりだ。しかしこの街の復旧もしなければならないのでまだ少し先のことになるだろうが。君たちを連れていっても構わないが、どうする?」
チュウニ「どうする、ケイジ?」
ケイジ「エミル殿も心配だが、残りのセンチストーンも探さなければ・・・」
カホ「私はやっぱりここに残らないと・・・」
ユウ「私は・・・ちょっと行くところがあるんだ。」
チュウニ「僕はしばらくここにいることにするよ・・・」

ケイジ「では、拙者とD殿は残りのセンチストーンを探し、チュウニ殿とカホ殿はここに残る。そしてユウ殿が単独行動。これでいいでござるか?」
チュウニ「それでいいよ。」
カホ「チュウニと一緒か・・・」
D「オラは別にどうでもいいぞ」
ユウ「うん・・・それでいい。」
ジャドウ「それではまた後日、今度は我が組織の誇る高速船「ジェットモンガロン二世」でお会いしよう。」

それぞれの旅路 編へ


Return to Sentimental Comedy
Return to 研究所総合